月に1度のケア会議の参加者は施設長(理学療法士)、施設ケアマネ、生活相談員、介護主任、各ユニットのリーダー、栄養士リーダーとなっています。
昨日のケア会議で、最近入所となった、ある入所者様の過ごし方が議題となりました。
「介助時はしっかり理解していただける声かけを行い、これから行う動作でご本人の協力を十分引き出し、心身機能の向上を図りたいです。」
「車いす使用時、クッションをやめました。これによって、座面が安定し、両手の動き向上しました。また、足がしっかりつくようになり、車いす自走を行って頂けるようになりました。」
「この方の筋緊張の高さは何が原因でしょう?」「入所前の生活で…」
「だから、…なんですね。」
「この前、こんなことがあって、将来的にはこんなことが可能になる可能性を感じました。」
等々、入所者の方の心身機能向上を目指した前向きな話し合いがとまりません。
「で、理学療法士さん的にどう思います??」
…何も口を挟ませてもらうことはございません!!<m(__)m>
亀寿苑の介護職員さんが特別な勉強を行ってくれているわけではありません。
ただただ、入所者様を想い、観察し、日々の状態をみんなで喜び、前向きに、入所者様に寄り添う。その結果、専門的な生活リハビリの視点を養ってくれているんだな、と感じます。
いつも本当にありがとうございます。